内容説明
２０世紀最高のロボットアニメーション『機動戦士ガンダム』！ＴＶ放映から２０年以上を経てもいまだ衰えぬ人気の秘密はなんといっても魅力溢れる「モビルスーツ」の存在にあるだろう。そして「ロボットの世紀」といわれる２１世紀に突入した今メカニックデザインの立場からそのモビルスーツの卓越したデザイン性と緻密なコンセプトを徹底的に検証・探求したのが本書である。１９７９年にＴＶ放映された『機動戦士ガンダム』から１９９９年の最新作『ターンエーガンダム』に登場した歴代ガンダムの主要設定画を網羅。新方式の編集により、デザインの変遷や流れを明快に分析！！さらに設定制作やメカデザイナーのインタビューも多数収録し、読み応え抜群。
目次
１ ガンダムの系譜（ガンダムの系譜図；作品解説；不思議の国のガンダム；設定画の変遷 ほか）
２ メカニクス・オブ・ガンダム（蒼空の騎士；戦場の女王と戦士；ロケット推進機関；鋼鉄の野獣）
３ メカニックを支えるもの（演出とメカニクス；設定制作という仕事；空想機械設計師；本質を伝えるために）
４ 映像以外のデザインワークス（模型用デザインの見せる整合性；もう一つの映像表現）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビッチュウ
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初代ガンダムからターンエーまでの主役機のメカデザインをフューチャーした書籍。設定画とコラム、そしてインタビューを織り交ぜた構成になっており、ファンはもちろんメカデザイン好きも楽しませてくれる一冊となっている。“兵器”と“アニメの主役”の両方をこなすデザインというガンダムの立ち位置の面白さを再確認させられる。2012/08/21
