マニメーハライ―不思議な鉢をもった少女の出家物語

マニメーハライ―不思議な鉢をもった少女の出家物語

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  • サイズ A5判/ページ数 383p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784877716127
  • NDC分類 929.61
  • Cコード C0098

目次

インドラ祭を告げる太鼓の音
プハールの人々の謗り
花園へ花摘みに行く
水晶の祠堂に身を隠す
女神マニメーハラーの来現
チャッカラワーラ寺院に入る
スダマディの目覚め
マニパッラワン島での不安
法座を見て前世を知る
三つのマントラを授かる〔ほか〕

著者等紹介

彦坂周[ヒコサカシュウ]
1947年、愛知県、豊橋生まれ。大谷大学文学部仏教学科修士課程修了後、渡印、ヴィシュヴァ・バラティ大学、マドラス大学哲学科博士課程で研究。1983年マドラス大学より『シラッパディハーラム』『マニメーハライ』の研究で哲学博士学位取得。1982年マドラスにアジア文化研究所設立、所長兼仏教学科主任教授、ルネス学園総合科学研究所教授を経て、現在、南インド仏教文化研究所所長
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感想・レビュー

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みづはし

1
ジャイナ教叙事詩シラッパディハーラムと並ぶタミル叙事詩の一つ。こちらは仏教叙事詩の模様。シラッパディハーラムと比べて思想性が前面に出ていて、文学的な情景描写は控えめ。後半になると、ジャイナ教、アージーヴィカ教などの教理が載っていて、最早思想書の様相を漂わせる。仏教思想の優位性を強調しているかのような記述も多い。誤字と脱字も割りとあって、読みづらかったので自分はシラッパディハーラムの方が好き。2016/06/05

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