内容説明
花の都プハール。花婿のコーワランは16歳、花嫁のカンナギは12歳、豪華絢爛たる結婚式、だれもが羨む仲睦まじい夫婦、やがてこの二人に訪れる数奇な運命とは…。
目次
第1編 プハール・カーンダム(祝福の歌;新家庭に就く;踊り子マーダヴィの初舞台 ほか)
第2編 マドゥライ・カーンダム(森の光景;狩人たちの歌;マドゥライの郊外にて ほか)
第3編 ワンジ・カーンダム(山岳部族の女たちの踊り;彫像石の選別;偉大な岩石を持ち帰る ほか)
著者等紹介
彦坂周[ヒコサカシュウ]
1947年、愛知県、豊橋生まれ。大谷大学文学部仏教学科修士課程修了後、渡印、ヴィシュヴァ・バラティ大学、マドラス大学哲学科博士課程で研究。1983年マドラス大学より『シラッパディハーラム』、『マニメーハライ』の研究で哲学博士学位取得。1982年マドラスにアジア文化研究所設立、所長兼仏教学科主任教授、ルネス学園総合科学研究所教授を経て、現在、南インド仏教文化研究所所長、SSIグループ学術顧問
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