内容説明
本書では、縄文時代に日本列島で使われていた言語を「縄文語」と呼び、アイヌ語の先祖が縄文語であり、日本語にも一部の縄文語語彙や縄文語で語られていた説話が流入している、という主張を展開する。
目次
第1部 はじめに(はじめに;アイヌ語の正体を求めて;従来の日本語ルーツ探しの呪縛)
第2部 古代資料に残るアイヌ語で解けることども(アイヌ語で解ける、とは何を意味するのか;『風土記』に残る縄文語;神武紀に隠された縄文語を探る ほか)
第3部 学際的視点(全国に分布している縄文遺跡;人類学も支持するアイヌ語の縄文語後裔説;日本語は混合言語だ ほか)
著者等紹介
大山元[オオヤマゲン]
1940年生まれ。通信工学を学んだものの仕事はずっと英語を使った国際業務。30年ほど前から日本語の起源に興味を持ち関連図書を読み漁る。1995年、フリーになり、翻訳で生計を立てながら、『記紀』『風土記』を読み直し、『大隅国風土記』と村山七郎に刺激を受けてアイヌ語の独習を始める。次いでインターネット上で、不思議にもアイヌ語で解読できる『記紀』『風土記』の記事の数々を発表し始め、現在300篇近い小論をあげている
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