富の福音

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  • サイズ A6判/ページ数 241p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784877713867
  • NDC分類 159
  • Cコード C0030

目次

序章 実業家への道
第1章 富の福音
第2章 富に対する誤解
第3章 トラストに関する幻想
第4章 労働問題と経営者の見解
第5章 アメリカの興隆と帝国主義
あとがき―カーネギーの最大の財産

著者等紹介

カーネギー,アンドリュー[カーネギー,アンドリュー] [Carnegie,Andrew]
1835年、スコットランド生まれ。1848年、家族とともにアメリカのピッツバーグに移住。12歳から紡績工場を皮切りに懸命に働く。1862年、27歳でキーストン・ブリッジ会社を設立。1881年、46歳でアメリカ最大の鉄鋼会社を設立、「鉄鋼王」となる。1891年、ニューヨーク市にカーネギーホールを寄贈したのをはじめ、教育振興財団、国際平和基金、カーネギー工業大学などを設立し社会に貢献した。1908年、雑誌記者として取材に訪れたナポレオン・ヒルに会い、成功哲学の体系化を依頼する。1919年、満84歳で死去

田中孝顕[タナカタカアキ]
1945年1月生まれ。国学院大学法学部卒。総理府(現・内閣府)事務官(公正取引委員会事務局(現・総務省/公正取引委員会))、東急不動産(株)企画部、総務部を経て、1973年4月、SSI人材活性研究所を設立。1979年2月、(株)SSI人材活性研究所(商号はその後、(株)エス・エス・アイに変更)を創業し、代表取締役社長・最高経営責任者に就任。2007年株式会社エス・エス・アイ退任。『SSPSシステム』を開発、『ナポレオン・ヒル・プログラム』その他、各種プログラムを翻訳・開発した。『速聴機』を企画・開発し、ギネスブックから認定書を授与される。2003年3月、日本人として初のナポレオン・ヒル・ゴールドメダルを受賞。2004年度には、高額納税者ベスト10に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおたん

16
1世紀前のカーネギー本。読み応えあり。富と人生を考えさせられる一冊。本質論が語られている一冊であり、カーネギー本は、仕事においても投資にしても、抑えておきたい内容だと思います。◆「何をしたいか?」→「出来る仕事は何か?」が出発点◆自分の権利と義務の遂行を、自分の責任と判断で行うことを許された→毎日の苦労を支える大変楽しいこと◆競争があるという事は、社会のあらゆる面で適者が存在し、不適者を消していくということである◆助けるべき人は、自分自身で努力している人に限るということである2021/09/07

山本

2
富豪は貧民にお金を与えない、知識を育む環境を与える。2020/03/02

りんふぁ

2
題名に惹かれて。わたしにはまだ難しい。わかるまで読み込みたい。2018/11/04

ゴッツ

1
鉄鋼王カーネギーの総資産は現代のドル価値で換算すれば長者番付で一位になるなど当時の産業資本家の中でも抜きんでた存在でした。人生哲学には一方的に社会保障を受ける貧者、親の財産で贅沢に暮らしている者も大して変わらず自立して人生を切り開くことを説いています。当時の社会情勢について、社会主義の欠陥と帝国主義の傾倒への批判は時世を読んだ論理的に分析内容だと思います。独善的な国民性が強いアメリカ人が感情的に他国へ介入する事に警鐘を鳴らしています。2021/12/29

じろりあん

0
鉄鋼王アンドリューカーネギーがその生い立ちや、富豪の社会的な役割(ノブレスオブリージュ)について記している。100年前の社会における見識を述べているはずなのに全く古さを感じず、その慧眼ぶりには驚くばかりだ。カーネギー自身は富の世襲は最も愚かなこととしており、各業界に蔓延る二代目ポンコツ経営者を生み出す原因だとズバリ指摘。(全くその通りで二代目は大抵ポンコツだ…)最も尊い富の用途は「公共への投資」ということで、図書館・美術館といった市民が使用できる施設を例示していた。人はパンのみにて生きるにあらず。2020/05/16

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