内容説明
中高年に至っての挫折、子会社出向をプラスにとらえ、定年起業の足がかりとして活かした自身の体験から、逆境におかれている世の多くの中高年サラリーマン、また、その予備軍の人々に熱いエールを送る。
目次
第1章 窓際・挫折からの新たな挑戦―「傍流の時代」は、自分で道を切り拓いていく、挑戦の時代だ。
第2章 子会社出向をチャンスに活かす―「傍流の時代」は働き方を変え、自分を活かす時代だ。
第3章 傍流の時代―「傍流の時代」は、企業研究者が活躍する時代だ。
第4章 人を活かす企業―「傍流の時代」は、「人を活かす」時代だ。
第5章 人が活きるイタリアに学ぶ―「傍流の時代」の先進国、お手本はイタリアにあった。
第6章 「まちの起業家」を目指そう―「傍流の時代」は、女性が活躍する時代だ。
第7章 創業は案ずるより産むが易し―「傍流の時代」は、失敗を受け入れる時代だ。
第8章 定年起業で生き生き働く―「傍流の時代」は、中高年が活きる時代だ。
著者等紹介
松村昌一[マツムラショウイチ]
1941年兵庫県神戸市長田区生まれ。1970年大阪大学大学院工学研究科応用化学科博士課程終了後、鐘淵化学工業株式会社入社。28歳から16年間、社内異動も経験せず中央研究所で開発研究に没頭。45歳で初めて東京支社の事業部技術担当課長として単身赴任。その後、研究の第一線を離れ研究者支援業務に10年間従事することになるが、40代後半には窓際・独立失敗という挫折を契機に中高年から新たな挑戦をはじめた。1994年総合研究所神戸研究所副所長、研究企画部長を歴任。1995年に技術動向や特許、市場調査を専門とする技術調査サービス会社、(株)カネカリサーチアソシエイツに出向。代表取締役社長に就任し、6年間子会社創業に奔走。6年間、社員とともに闘い黒字を継続させた。2001年11月鐘淵化学工業株式会社定年退職と同時に(株)カネカリサーチアソシエイツ代表取締役社長も退任。2002年2月に60年の貴重な経験を活かしたいと「人を活かす仕事」で、有限会社キャリアネットワーク神戸を設立、代表取締役に就任。現在に至る
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