内容説明
元人事担当重役として数千人もの管理職を見てきた著者だからこそ分かる、リストラされる人、されない人の仕事観。
目次
１ 自分の才能だけに集中しよう！
２ 苦手なことは無理をしない
３ 貴重な時間とエネルギーは、長所のためだけに使おう！
４ 生活を守ろうという保身のために、人生そのものを犠牲にしない
５ 情熱は仕事の最中に感じるものであって、達成後に感じるものではない
６ 情熱の種類
７ 行動だけが、唯一の方法
８ あなたはこんな言い訳をしていないだろうか？
９ 下積み仕事は、自分は何が得意で、何をしていると楽しいかをはっきりと確認するためにある
１０ 自分の才能を信じる
１１ 全く新しいタイプのリーダーシップ
著者等紹介
ダウンズ，アラン［ダウンズ，アラン］［Ｄｏｗｎｓ，Ａｌａｎ］
経営心理学者、文筆家。ビジネスマンを対象とした能力開発指導を行う。雑誌や新聞にたびたび記事を寄せているほか、マネジメントに関する著作を出版。なかでも、経営合理化をめぐる内幕を当事者側から暴露した『Ｃｏｒｐｏｒａｔｅ Ｅｘｅｃｕｔｉｏｎ（企業の首切り人）』は、大反響を呼んだ。新聞のインタビュー記事や、ＴＶ・ラジオの出演も多い。ニューメキシコ州サンタフェ在住
山田聡子［ヤマダサトコ］
大阪生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。アパレル会社にて婦人服の企画・デザインの仕事に従事したのち、翻訳業へ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
5
★★★苦手なことは無理しないこと。貴重な時間とエネルギーは長所の為だけに使うこと。自分の才能に集中している人は精神的な満足感が高い。才能を活かせない最大の原因は不安感。どんな仕事も一生懸命に努力すれば成功できるという大きな嘘は確かに蔓延しているナー。日本型のジェネラリスト養成組織に適用するのは難しいかもしれないが、個人のキャリア戦略には参考になるはず。2012/06/26
よーこ
2
千田琢哉さんの本の中で薦められていたので、読んでみました。個人的に印象に残った所は、①苦手克服に労力を割かない、②とにかくやってみる。行動してみて、駄目だったら戻れば良い、③一歩を踏み出すというのは、転職だとか起業という大胆な一歩で無くても良い。あまり有名な本ではないようですが、良書だと思います。2014/12/20
旅猫
2
耳に痛い台詞もあり、成程と思うこともあり。短所の克服にそこまで努力を求めないというのはアメリカ的ですよね。ジェネラリストではなくスペシャリストである生き方を選ぶ、長所を伸ばすという考え方は実にそう思う。自分に自信がないから、そこまで踏み切れないというのも事実ですが。組織のなかでそいういう生き方が出来ればそれは素晴らしいですけれど。人事にノーは言えないしねぇ。あと、この本はイラストレーションと装丁も好み。2012/05/07
cdttdc
1
どれも良いことを言っているんだけれど、いまいち距離を感じてしまい響かなかった。才能を信じることと情熱が大事なことはわかる。2015/08/21
Yukimasa
1
自分の得意分野（長所）を伸ばせば、弱点のカバーが出来る。2012/03/08
