著者等紹介
こみやゆう[コミヤユウ]
小宮由。翻訳家。東京生まれ。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり、良心的兵役拒否者である、故・北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
65
絵本。幼い子に色を教える▽きいろ/むらさき/あお/あか/みどり/ちゃいろ/オレンジ/しろ/くろ▽「この色には、これがあるよ」と身の回りのものを例にして示す。「いろは、どんないろも、しろよりくらくて、くろよりあかるい」「いろ それは、この せかい そのもの」▽絵がとてもオシャレ。2022.10刊 2023/11/22
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。いろってなあに? 言われてみれば、答えるのが難しい。「みることが できる」 確かに。色の紹介の言葉が続き、めくった途端の迫力ある絵に驚く。青、赤を象徴するもののチョイスにも驚く。茶色の紹介に、どろだんごとミンスパイが並んでいるのにも、おおっと(笑) ラストの言葉、素敵! 訳はこみやゆう(小宮由)さん2022/11/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
色は匂いもないし、味もない、聞こえもしないし、触れてもわからない。でも見ることはできる!「色」ってこういうものよ、と言葉で教えられる絵本。2024/01/29
のほほん
11
いろいろな色のお話です。でも、色鉛筆やクレヨンにある色とはちょっと違っています。私がむらさきと思ったらそれはむらさき。あなたがあかと思ったらそれはあか。だから色はいろいろです。この絵本の色は少し黒が混ざっているようです。おちついた色です。きいろのライオンも あおいおまわりさんも みどりの海のそこも 静かでやさしいです。2023/08/23
遠い日
7
美しい色の絵本。プロベンセン夫妻のちょっとレトロで、媚びない佇まいの絵が好きです。アメリカ発の絵本らしく、色のたとえに引いているものが印象的。オレンジのページでは「スイートポテト」がそこに分類されているのが興味深かったです。2022/12/02