内容説明
季節の恵みと旅の記憶から生まれた77の料理。
目次
旅の朝食ピエモンテ
発酵生地のパンケーキ
チーズパンケーキ
かぼちゃのパンケーキ
スコーン
秋の果物にバター
ぶどうとローズマリーのフォカッチャ
旅の朝食イル・ド・レ
栗ジャム
栗のトースト〔ほか〕
著者等紹介
細川亜衣[ホソカワアイ]
1972年生まれ。料理家。20代よりイタリアの家族の台所や食堂で料理を学び、それぞれの土地の歴史や食材に裏打ちされた、飾り気のない日常の料理に魅了される。住まいのある熊本を拠点に、国内外で料理会や料理教室を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
11
発酵生地のパンケーキ、栗ジャム、レトロ卵のサンドウィッチに包子。異国の要素に溢れた朝食の数々とレシピ。昔から細川氏には、しっかり朝食を食べる習慣がなかったという。だから、量は少なくても自分の好きなものを味わって食べるという。レシピ集であり、フォトエッセイのような一冊。2020/04/10
チョビ
5
細川亜衣の朝食は素材である。独身時代から半端ないセレブ感を醸し出していた彼女の料理はひとえに「素材」なのだろう。いやあ、お見事。旅の記憶から作られたその料理は、たかだか日本の名手の猿真似ではなく、海外に赴いた際の生活の記憶だ。…いや、優雅すぎる。優雅すぎて見当がつかない。2020/03/15
あるぱか
4
食細帖を読んで一気に好きになったので、こちらの本も借りてみました。色々な国の朝ごはんが出てきてどれも美味しそうでした。果物使いが本当に秀逸だなぁと。今まで興味なかったのですが、栗仕事大変そうだけどやってみたくなりました。他の本も読んでみたいです。2020/12/01
skr-shower
4
簡単な朝食が多いので、充実したテーブル写真を見るとスゴイの一言。写真集な感じ。2020/06/03
ユウティ
3
読むだけで豊かな気持ちになれるお料理本だ〜!飾らない素朴な食事、落ち着くトーン。でもどこかオシャレ。ピエモンテの次に西安、台北ときてシチリア、プーリア、トロント、カッパドキアへ。ヨーロッパとかアジアとくくられないのもいい。冷蔵庫レギュラーだけでは作れないけれど、栗のスープ、たけのこのタルタルをメモ。蒸し直した饅頭マントウにバター+蜂蜜+落花生ペーストなんて絶対美味いし、レモンのブロードも好きな気がする。野菜料理も魅力的だ。表紙が似ている『絵本のお菓子』とのシリーズ本かと思ったら違った(笑)2021/11/27