内容説明
夫婦の役割交換は可能か?1970年代にニューヨークで活躍した名コラムニストが、仕事を辞めて「主夫」となり、家事や育児に奮闘する1年間の実録。新たに、内田樹氏の解説を収載。伊丹十三の翻訳エッセイ、新装復刊!
目次
コリーヌが事業家になり、俺は主婦を失うのこと
コリーヌ、俺の夫になるといい出すのこと
俺が退職金の計算をするのこと
俺が遂に辞表を書くのこと
誰も俺を引き留めず、俺は酔い潰れるのこと
俺が主夫としてデビューし、主人のコリーヌを会社へ送るのこと
主夫第一日目の生活で時間で伸びたり縮んだりするのこと
俺が晩めしを作り、コリーヌから百ドルの家計費をもらうのこと
最初の一日が終り、俺は主夫として眠りにつくのこと
料理のこと、あるいは、俺たちの結婚史〔ほか〕
著者等紹介
マグレディ,マイク[マグレディ,マイク] [McGrady,Mike]
1933年生まれ。2012年没。ハーヴァード大学卒業。アメリカの全国紙「ニューズデイ」の売れっ子コラムニストだったが、40歳を過ぎたある日、突然仕事を辞めて家庭に入った。ベストセラー小説“Naked Came the Stranger”(邦題『ジリアン夫人』)を書いた作家の一人であり、「プレイボーイ」、「サタディ・イヴニング・ポスト」などの常連寄稿者として名を馳せていた
伊丹十三[イタミジュウゾウ]
1933年、京都生まれ。1977年没。俳優、テレビマン、CM作家、エッセイスト、翻訳家、商業デザイナーなど、多岐にわたって活躍。『お葬式』『マルサの女』などの脚本家、映画監督としても高い評価を得る。当時の社会現象や思潮を捉えた雑誌『モノンクル』を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりもり
akiu
茶坊主
ニケ
Tomomi