内容説明
ふたりの女性がゼロからはじめた、地場産業の作り手たちと生活者をつなぐ仕事。確かな技術が生み出すまっとうなモノを伝えるために、話し合い、手を動かして、作り手の魅力を引き出してゆく中から、築いていった新しいビジネスの形。
目次
1 エフスタイルのはじまり
2 穂積繊維工業
3 くつ下工房
4 金子編物
5 エフスタイルの仕事の流れ
6 足立茂久商店
7 立川織物
8 プレスコット
9 羽越しな布
10 その他の作り手たち
著者等紹介
五十嵐恵美[イガラシエミ]
1978年、新潟生まれ。2001年に東北芸術工科大学卒業後、同年新潟市にてデザイン事務所「エフスタイル」を開設。新潟の地場産業を中心としたデザイン提案から販路の開拓までを一貫して行う。伝統産業が次世代のライフスタイルに溶け込むようなデザインと、高い品質の商品を提供している
星野若菜[ホシノワカナ]
1979年、新潟生まれ。2001年に東北芸術工科大学卒業後、同年新潟市にてデザイン事務所「エフスタイル」を開設。新潟の地場産業を中心としたデザイン提案から販路の開拓までを一貫して行う。伝統産業が次世代のライフスタイルに溶け込むようなデザインと、高い品質の商品を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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cof
1
友人が作った本を別の友人に借りて読了。2020/06/14
borug
1
お店に行ってみたい。2016/04/21
Takeo Kayaba
0
作り手と消費者の間を結ぶ二人の女性の軌跡。大量生産、大量消費の時代に問いかける。2013/04/10
tatemonogakari
0
効率と低コストが求められるご時世に、どのようにすれば、昔から受け継がれてきたものを残していくことができるか…ということを考え、体現している例だと思う。今の時代の流れに合わせつつ、作る人たちに負担をかけない、という2つの相反する流れのなかでギリギリの線を見極め、昔ながらの技術に根差した商品を広めることに精を出す姿が描かれている。物を作るということの原点に立ち返らせてくれる本だと思う。2011/03/02
Anne
0
「いいものが必ずしも早いスピードで伝わるとは限らない」という一節がココロに残る。2009/03/24