内容説明
パリ郊外・コンピエーニュの森で運命的に出会った愛猫・銀次。アパルトマンでの生活、隣人たちとの交流、そして、東京への大冒険…。「フィガロ・ジャポン」の巻頭連載「パリ毎日便」で猫好きを虜にした愛猫・銀次とのドラマティツクでかけがえのない日々の記録。
目次
コンピエーニュの森で、銀次と出会う
森の猫からパリジャン猫に
銀次がセレブ猫に?
銀次といろいろな出来事
銀次パパ、そして友人たち
銀次と散歩
銀次の食生活
さようならパリ
銀次の大冒険シャルル・ド・ゴール空港から成田検疫所へ
乃木坂で暮らす
著者等紹介
村上香住子[ムラカミカスミコ]
二十歳で渡仏、2年間のパリ滞在の後帰国し、1974年よりフランス文学翻訳家となる。ドストエフスキー、チェーホフなどのロシア文豪伝を著したアンリ・トロワイヤの翻訳を中心に手がける。85年にマガジンハウスのパリ支局長としてふたたびパリへ。94年から2005年まで「フィガロ・ジャポン」のパリ支局長として活躍。東京に拠点を移した現在は、翻訳やファッションジャーナリストとしての仕事に加え、短編小説を文芸誌に発表するなど、活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にゃおん
3
帰国したものの成田の検疫所に足止めになった銀次くん。釈放?されるまでの日々を思うと不憫です。2012/05/03
未華子
1
あたしの理想の生活の本です。動物と海を渡るって大変なんだなぁ。ちょっと物足りない内容かな2013/05/12
yumiha
1
表紙写真の「銀次」クンにつられて読み始めたが、盛り上がりもないまま後半だれてきた。2009/06/30
Naomi Araki
0
空前の猫ブームということで(生き物をブーム扱いにして欲しくありませんが)、図書館にも特設猫本コーナーができていて、この洒落た装丁の本が飾ってありました。ユーロッピアンという種の血統書付きのパリ猫銀次の東京への引越しのことが主で、成田の検疫所に135日も収容された銀次の事を思うと、もうたまらない。読み終わって、著者のプロフィール読んでたら、「のんしゃらんの人か!」と気付く。で、「のんしゃらん」をどこで読んだか思い出せず、図書館に行こうと思う52歳なんでありました。2017/03/21
つのなし
0
銀次と言う名前につられて読んだらとっても可愛い甘えん坊銀次でした。2013/05/22
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- 和書
- 遠回りの恋のかなえ方