内容説明
草や花と仲良く暮らすために知っておきたい、草や花たちが大好きな土や水や光や風のこと。
目次
もっと仲良くなるために
植物が大好きな、土のこと。
植物が大好きな、水のこと。
植物が大好きな、光のこと。
植物が大好きな、風のこと。
器+花
植物診断(診断結果;植物図鑑)
土を感じる暮らし
もっともっと仲良くなるために
著者等紹介
かわしまよう子[カワシマヨウコ]
1974年6月鹿児島に生まれる。2000年7月花関係の仕事をはじめる。『しごとのほん』『さんぽのほん』などの小さな本もプライベートで制作
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆら
13
読んで字のごとく、はなのほん。 部屋に緑が欲しいけど、土や肥料、植え替え、水のやり方がいまいち分からない、なんて時に役立つシンプルで実用的なつくりの本。人間の都合より植物側の立場で書かれた文章が愛情を感じてほっこり。花や草を飾る器なんかもこんなものに生けるのかと思うようなものも。茶漉しや小皿に杓子など。自然体で可愛い。2014/06/18
りちゃあど
9
パッと見はただ単におしゃれを演出する園芸本のようだけど、読んでみると愛情をベースにもっと草花と仲良く暮らして欲しいという気持ちがとてもよく伝わるステキな本でした。2013/02/07
ほじゅどー
8
★★★ 植物にとって土は私たちの衣食住。大事な存在。保水性、排水性、通気性、保肥性の4つが必要。赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを6:2:2で混ぜる。酸性が好きな植物には鹿沼土やピートモスを足す。植え替えは人の手術のようなもの。水を与えて1週間ほど日陰で休ませる。肥料はPNK(リン酸、窒素、カリ)必要な時期に必要な分をしっかりあげる(元肥、追肥)。土は再利用できる。水やりの基本は土地の表面が乾いてからたっぷりあげる。太陽の光は花を咲かせたい時、身をつけたい時、根を大きくさせたい時。風は病気や害虫の予防。2022/06/15
sasa-kuma
6
かわしまさんの植物の本は、見た目のかわいさだけではなくて、植物自体の知識もきちんとしていてすごく愛情を感じるので好き。先日ブックオフで「道ばたに咲く」を見かけたのだけど買わず・・・後悔する。図書館で目についたので思わず借りてしまった。大地の土、雨の水、太陽の光、そして風が大好きな花たち。なんだか愛しい。2013/04/02
にがうり
4
う〜ん、アノニマらしいテイストの本ですが、オシャレ+蘊蓄+実用を足して3で割ったような中途半端感が否めず。この本を見て、植物を育ててみよう! という気があまり起きないのが残念。身近な道具を鉢に見立てたアレンジは参考になりました。