内容説明
「人のためだと思って始めたけれど、結局自分のためになっている」訪問介護、配食サービス、宅老所など、介護保険制度以前に、老いを自分事ととらえて始めたこと。
目次
第1部 住民参加型ホームヘルプサービスの創造(ふれあいサービスからなごやかヘルプ事業まで)
第2部 あんだけの人が要るならやろまい!地域福祉、新しい課題への挑戦(「清水なかまの家」生活支援型配食サービスの開始;「なかまの家大杉」デイサービスの設立;「地域福祉を考える会」のその後)
第3部 地域に密着した小規模・多機能ケア「宅老所」運動(住み慣れた町で、普通に暮らしたい;名古屋市の宅老所「はじめのいっぽ」)
第4部 高齢者介護の制度ができるまで(ホームヘルプサービス制度の変遷;介護保険制度ができるまで)
著者等紹介
岡久美子[オカクミコ]
1949(昭和24)年、名古屋市生まれ。自分自身の問題として女性・こども・高齢者の問題解決をテーマに活動。日本福祉大学などの非常勤講師を2020年3月まで務める。同朋大学大学院人間福祉研究科修士課程修了。名古屋市立大学大学院人文社会学部人間文化研究科博士後期課程満期退学。1993年からシニアライフ研究所りあもでんな代表。2019年からエンドオブライフ・ケア協会(ELC)認定ファシリテーター・おれない心を育てるいのちの授業講師およびELC東海事務局としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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