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小児科を救え!

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784877585075
  • NDC分類 493.9
  • Cコード C0036

内容説明

「あなたの子どもの命、疲れ切った小児科医に任せますか?」小児科医だった父を過労自殺で失った娘が、それでも、小児科研修医として現場で働き始めた!「どうすれば小児科が働きやすい場になり、患者の安全も保証されるのか?」日赤医療センター、東京女子医大病院など第一線の医師へのインタビューに開業医の視点も加え、小児医療全体の危機を抉るドキュメント。

目次

1章 小児科はなぜ危機なのか?
2章 父を奪った職域に、敢えて挑む
3章 中島やよひ医師インタビュー 真面目が医者の基本。しかし上手に真面目でないと自分が壊れる
4章 中野和俊医師インタビュー 小児科の楽しさを知り、それを心に抱き続けてほしい
5章 療育施設女性医師インタビュー 障碍の子も、親も女医も、安心できる仕事の環境を
6章 片岡正医師に聞く では、開業医はなにをしているのか?
7章 大澤真木子医師に聞く 国民は、医療をどのくらい大切なことと考えてくれるのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りつか

2
小児科医志望の研修医と病児の父から3人の小児科医へのインタビュー+病児の父から2人の小児科医へのインタビュー。なんだけど、私はその間に挟まれてる「小児科医からのメール」もなかなか興味深かったなぁ、と。どの医師の方も勤務の大変さについて話されていましたが、でも、それよりもずっと、小児科医でいてよかったと思ってる、というのが滲み出ている感じがした。彼ら小児科医を失わないために、私たちができることはなんだろうなぁ、と思った。【tkb】2010/07/08

ミギノコウザエモン

0
激務のためにノイローゼになり、勤務先の病院屋上から投身自殺を遂げた小児科医師を父に持つ新米女医と、中日(東京)新聞夕刊に掲載されたコラム「歩くように 話すように 響くように~ミトコンドリア病の娘と」の著者である作家・編集者の堀切和雅のコラボ作品。二人の共著という形になっているが、内容のほとんどは堀切が取材したものであり、新米女医は、堀切のインタビューに出てくるだけである。小児科の現状は、いまもこの本に掲載された実態と変わっていない。2014/01/03

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