内容説明
FLL初の公式ガイドブック!ファーストレゴリーグ(以下FLL)とは、9歳~16歳の子ども対象として開催される世界最大級のロボット競技会である。アメリカのNPO法人「FIRST」によって1998年に初めて開催されたあと、世界中に広がり、日本では2004年に初めてFLLの国内大会が開催された。2008年には、日本で世界大会が開催され、毎年参加者が増えており、注目を集めている。
目次
大会ルール
1 子どもと社会をつなぐFLLの魅力を大解剖(ロボット技術を駆使して社会が直面する問題の解決に取り組む;「教育版レゴマインドストームEV3」自律型ロボットを組み立てる;社会問題を解決する科学的手法を探る「プロジェクト」プレゼンテーション;FLLの活動プロセスを評価する「コアバリュー」プレゼンテーション;高得点を出す戦術や技術を評価する「ロボットデザイン」プレゼンテーション)
2 学校では体験できない!FLLが与える教育効果(次世代を担う子どもたちの「考える力」に刺激を与える;「ものづくり」による教育と調べ学習・表現力の教育を組み合わせたプログラム;Interview 勝敗のカギをにぎるメンターに聞く!)
3 新たな学びの授業アクティブ・ラーニングの実践(FLLの活動そのものが、子どもたちに対するアクティブ・ラーニングになる;日本でも低学年を対象にした「FLLジュニア」が始動!)
初めてでも安心!FLLをとことん楽しむQ&A
著者等紹介
鴨志田英樹[カモシダヒデキ]
NPO法人青少年科学技術振興会理事長。株式会社ロボット科学教育Crefus代表取締役社長。一般社団法人ロボット技術検定機構理事長。成城大学文芸学部英文科卒。民間教育機関に入社し13年間教育産業に携わったのち、教育系ビジネスプロデューサーとして独立。教育とエンターテインメントを融合した教育プログラムを開発し、ITエンジニアの育成業務を行う。2003年、株式会社ロボット科学教育Crefusを設立。翌年にNPO法人青少年科学技術振興会を立ち上げ、FLL国内大会を開催する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。