内容説明
子供の頃から空飛ぶものに夢中だった忠八、陸軍に入隊中、カラスの飛ぶ姿にヒントを得て、模型飛行機の飛行を成功させた。もし、忠八に十分な資金力と後援者があれば、世界初の人を乗せて飛ぶ飛行機を完成させていただろう。知られざる世界航空史の主人公・二宮忠八の人生に迫る。
目次
ふるさとの海
夢のトビウオ群
長男の失敗
家運傾く
初孫にゆらぐ父
変な子
家庭崩壊
助けの手
父の死
凧作りに熱中〔ほか〕
著者等紹介
生駒忠一郎[イコマチュウイチロウ]
本名・川田正。1938年、香川県仲南町生まれ。龍谷大学文学部卒業。日本文芸家クラブ、日本放送作家協会、日本脚本家連盟所属。イオンド大学(アメリカ)歴史学名誉博士。(株)キリツボ企画代表取締役。愛知県保護司
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