紙屋克子 看護の心そして技術―課外授業 ようこそ先輩・別冊

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877581688
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C0095

内容説明

紙屋克子さんは、意識障害の患者さんの劇的な回復を、看護の力で実現した。子どもたちも実習した看護技術は、今すぐ私たちの身近で活用できるすばらしいものである。「看護とは、人間と人間の信頼を築いていくもの」と語る紙屋さんは、コミュニケーションを考える授業の方法を取り入れて、子どもたちに相手の気持ちを知ることの大切さを伝える。

目次

1 看護ってどんなこと?
2 ビデオ観賞―「あなたの声が聞きたい」
3 看護婦さんは何をしていたか?
授業前インタビュー
4 看護技術入門講座
5 コミュニケーションを考える―おじいさんおばあさんと話す
授業後インタビュー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みみっちい二十九

1
「看」という字は、手をかざして、目で見ること。対象に興味を持ち、よく観察することである。コミュニケーションの基本は相手に興味を持つことである。また、意思疎通は「言葉」だけではなく、「行動」によっても達成されることを再認識出来た。人間の身体についても興味深い記述があり、参考になった。例えば、ジャンプやスキップなどの横ではなく縦の運動をすると、体は大きく振動し、気分も高揚するとのこと。何事も技術と心が揃っていなければ、プロではない。そのことがよく分かった。2012/11/24

ネギっ子gen

0
愚生故郷近くの、北海道は湧別町出身者。湧別町の統廃合された小学校で、NHK「課外授業・ようこそ先輩」の授業が行われ、別冊の1冊として発行。「看護」という字から。「上のところは『手』。だから『手当て』。「手の下は『目』。『よく見る』ということ。「よく見て、そして、手を当てます。これはコミュニケーションなんです」と説明。授業後のインタビュー。「介護を受ける人が心理的に負い目を持たないように、介護の仕事は軽々にやり、『どっこいしょ』とかの掛け声を出さない」との語り◎。この掛け声は、介護を受ける人にはつらいもの。2019/10/14

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