感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃおこ
33
表紙はちょっと不気味な感じですが、引力に惹かれて図書館で借りました。すっかりオブジェとイラストでの挿絵を担当されてるgaju さんのトリコに。文章はイソップ童話かと思ったら、賢者イソップの一休さん的逸話集。16世紀の天草宣教師養成所コレジヨ（カレッジ）のテキストをモチーフにされてるそう。2023/06/30
石油監査人
16
タイトル中の天草本伊曾保物語とは、戦国期に天草のイエズス会が刊行したローマ字綴りの日本語版イソップ物語集のことです。この本(Esopo)は、熊本県在住の四人の女性が、大英博物館に一冊のみ現存する天草本伊曾保物語の中から、イソップ自身の生涯の物語を現代語に翻訳して、童話風のアート作品に仕上げたものです。親しみやすい翻訳文と美しい海の風景写真、そして、人形や動物など多数の精巧な造形物が、紀元前６世紀の地中海を舞台にした物語を蘇らせてくれます。天草本の原文写真から、戦国期の日本語の発音を想像するのも楽しいです。2022/09/26
uso800
2
キモカワイイ・・・？2010/04/06
