感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
69
フランスの踊りの種類、その正式な衣装と形態を紹介している。昨日読んだ「アルルの女」に出てくるファランドールは、プロヴァンス独特の踊りで、村ごと、職業ごとに踊りが違うそう。とにかく絵がかわいいうえに、巻末にそれぞれの踊りの説明がついている。これらの踊りはクラシック音楽やバレエなどでしか知らないので、とても興味深かった。動画でも見たくなった。2020/07/25
けんちゃん
12
すてきな本です!まだ踊りが観られるものではなく、誰もが参加していた頃の、様々な場面での踊りが紹介されています。楽器の音色が聞こえてきそうな優雅な文章、そして絵が本当にすてきです。地上にも天上にも踊りがあふれているようです。著者は舞踊研究家であり、ルネサンス舞踊に関する何冊かの著書があり、本書の解説も深いものがありますが、それなくしても充分に踊りの世界を旅することが出来ます。2010/10/28
あーさー
0
とある書評で紹介されており、気になったので購入。原田宿命さんが文を担当し、吉田稔美さんが絵を担当している絵本です。原田さんのルネサンス時代の踊りに対する愛情がしっかり伝わり、吉田さんの描くやわらかなタッチの絵にピッタリ合っています。2023/10/28