感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国士舘大学そっくりおじさん・寺
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読メでは違う本の表紙写真が出ているが、実際は頬が緩むようなハゲ絵本である。著者がハゲの人にありそうな事を短く書き(「去年よりクーラーの風が涼しく感じる」「だんだんおじぎが浅くなってきた」「シャンプーのあわだちが悪くなった」等)、ヘタウマの巨匠テリー・ジョンスンこと湯村輝彦が愉快な絵をしっかりと描く。私は湯村輝彦の絵が大好きなので、眺めているだけで大満足だった。しかし私の笑いのツボにハゲは無いので、面白いかと言えばイマイチである。カバー折り返し部分にあった様に、カッコイイハゲもいるのだ。2015/09/08