あなたを見ていると、子供の頃を思い出します

二木 てるみ【著】

けやき出版（立川）（2003/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 222p／高さ 22cm
• 商品コード 9784877512040
• NDC分類 778.21
• Cコード C0074

目次

耀（「演じる」ということ；テレビ時代；長春の風―『赤い夕日の大地で』　ほか）
刻（昭和二十四年；大人への入り口；ミモザの季節　ほか）
宙（言葉の世界へ；「生かされている」―ホスピスでの朗読体験を通して）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くみ]

「マー姉ちゃん」の再放送を楽しみに見てます。華やかな女優さんは何人も出てるし、彼女の役は女中さんなので衣装も地味め。でも画面に出てくるといつも一番に目で追ってしまいます。それが「二木てるみ」さんという女優さんだと初めて知りました。この本はエッセイというより女優人生の回顧録。語り口は柔らかいですが、4歳の子役から始まる彼女の女優人生は努力と信念の賜物。プロとしてお仕事するとはを今更ながら教わった気がしてます。挿入してある写真がどれもキュート。一番好きなのは娘さんを抱いてる写真。思いが伝わってくるようです。

2022/03/20