内容説明
今だから、みんなに伝えたいんだ。ぼくが経験した本当の戦争を。僕の心に鮮明に焼き付いた海軍兵としての壮絶な青年期。愛する家族の命を奪った戦争。確かにあのとき、この日本で、ぼくらはこんな経験をした。
目次
第1章 逃がれられなかった、徴兵制度
第2章 下っ端ほど辛い、兵卒残酷物語
第3章 これが軍隊、階級よりも“メシの数”
第4章 汗と涙で乗り切った、海軍生活
第5章 敗戦で徒労に終わった、忍従の日々
第6章 平和の尊さを教えてくれた、戦争の犠牲者
著者等紹介
木村盛武[キムラモリタケ]
1920年札幌に生まれる。1939年北海道庁立小樽水産学校製造科卒業・千島漁業会社北千島幌筵島村上湾工場勤務、輸出タラバガニ缶詰の検査に専従。1941年北海道庁林務講習第一種(北海道庁技手養成講習)修了、道内二営林局七営林署勤務。1980年退官、野生動物の研究に従事、文筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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