内容説明
まだ四十九歳だった母がなにも言い残さずに急逝してから、瞬く間に二十年の月日が流れた。それからずっと私は、母のゆいごんを探してきた。森久美子渾身の私小説。
著者等紹介
森久美子[モリクミコ]
1956年、札幌生まれ。作家・エッセイスト。札幌の放送局勤務などを経て、1995年、開拓時代の農村に生きる少女を主人公にした小説『晴天色の着物』で「らいらっく文学賞」入賞。以来、JAL機内誌や朝日新聞、北海道新聞、JR車内誌等でエッセイを連載。1999年よりFMアップル「北の食物研究所」パーソナリティー。2002年、「ホクレン夢大賞・農業応援部門」で優秀賞を受賞。育児や食と農業に関する活動の幅も広く、各分野でのシンポジウム出演や講演も多数
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感想・レビュー
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