低線量放射線の健康影響

低線量放射線の健康影響

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877382339
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C3040

内容説明

放射線は少しでも危険と信じている人が多い。実際は放射線は少しなら健康に全く害はない。放射線を防ぐ人体の機能は素晴らしい。本書は、これらの事実を、世界中の疫学的資料と、生命科学の進歩に基づいて広く集めた。

目次

序章 低線量放射線のリスクについて考える
1章 放射線の特性
2章 細胞と放射線による傷
3章 マウスを用いた放射線影響の実験
4章 放射線の人体影響
5章 低線量放射線の健康影響の疫学的調査
6章 放射線感受性遺伝病と低線量放射線発がん機構

著者等紹介

近藤宗平[コンドウソウヘイ]
1945年京都大学理学部物理学科卒業。1963‐1986年大阪大学医学部放射線基礎医学講座教授。1986‐1993年近畿大学原子力研究所教授。1993‐1996年近畿大学原子力研究所顧問。大阪大学名誉教授。理学博士(京都大学)
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感想・レビュー

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いまあの

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巷に溢れるタバコや排ガス、化学物質などの発がん物質、環境変異源、あるいは交通事故等の致死原因と比較して、放射線を特別に怖がりすぎている気がする。ここに示される実験データや疫学データをもって判断すれば、怖がり過ぎによるストレスの方が放射線より身体に悪いということになりかねない。2011年6月に読み直しているが、津波で多くの人が犠牲になったが、福島原発の事故による放射線だけ恐怖感が先走ってないだろうか。冷静に科学技術の便益とリスクを評価すべきだ。津波の専門家は知識や技術で住民が大勢死ぬのを防げなかった。

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