内容説明
著者の研究の集大成。海外の絵本との比較を試み、日本における絵本の歴史を考える。
目次
1 比較絵本史(比較児童出版美術史・事始め;「絵本」の「翻訳」史・試論;「金の斧、銀の斧」の神さま―英・仏と日本の比較)
2 日本の絵本史から(日本の子どもの本前史から―その特徴としての絵と文の共生関係;絵雑誌の研究について;「ぐりこえほん」にみる絵本意識 ほか)
3 幼稚園文庫などでの絵本の受容(絵本の読者とその受容について考えること―幼稚園文庫の報告から;「かわいい」絵本論;絵本を選ぶツールとしての「絵本ブックリスト」 ほか)
著者等紹介
三宅興子[ミヤケオキコ]
梅花女子大学名誉教授。著書に『イギリス児童文学論』『イギリス絵本論』(翰林書房)、『イギリスの絵本の歴史』(岩崎美術出版社)、『ロバート・ウェストール』(KTC中央出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。