感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
32
昭和から平成にかけての女性が犯した20の犯罪を取り上げたムック本。各事件に割り振られた分量が少ないことに加え写真に相当スペースを割いているので事件の深掘りはされていないが、週刊誌を読む感覚で楽しめると思う。2022/01/01
saji
8
表紙が禍々しすぎる。怖い。こんな表紙の雑誌がある自分の家が怖い。解説でもあったけど、恋人や夫を殺す女性の多さ。その中で永田洋子は異質。とても男性的なものを感じた。一歩間違えて殺してしまった、という事例が多いので、自分もここに載る可能性があるんだなぁと背筋が寒くなる。2010/11/23
sawa
4
★★★★☆ 火事になればまた彼に会えると江戸の町に火をつけた八百屋お七、愛しいあまり殺害後愛人の陰部を切り取った阿部定。歪んだ恋愛感情が女達を犯罪へ導くのは現代でも同じようだ。ところで特に序文と後書きによく表れているように、編集者の古臭い女のステレオタイプな書き方に腹が立つ。銀行の金を横領して男に貢いだ事件に対して、「従属的な女の姿を象徴する」とか、アニータに貢いだバカもいただろうよ!と思ったし、「(悪女と呼ばれる女性犯罪者達には)男たちへの憧れが見え隠れする」とか何言っちゃってんの?って感じ。やれやれ。2011/06/21
まーしゃる
0
ノンフィクションの事件モノはさんざん読んできたが、女性の犯罪者のみに焦点をあてた本は初めて読んだ。ほとんど知ってる事件ばかりなのにやっぱり面白い2015/09/01
Gen Kato
0
男女関係のもつれ・金銭目的などはわりきって読めるが、子殺しはいたましくて読んでいられない…2014/12/06
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