内容説明
文学を通して見えてくるこの国のかたちと国民心理。多様性に富んだ、郷土色豊かな文学の宝庫。
目次
序論 ブラジル文学の理解のために
第1部 ブラジル文学小史(起源;バロック主義;アルカディズム;ロマン主義;自然主義・写実主義;高踏主義・象徴主義;前近代主義;近代主義)
第2部 論考(アレンカール考;マシャード・デ・アシス考;ジョルジェ・アマード考;グラシリアーノ・ラーモス考)
結びにかえて 文学を介してブラジル人の心理を知ることの必要性
著者等紹介
田所清克[タドコロキヨカツ]
1948年熊本県の阿蘇に生まれる。ブラジル国立フルミネンセ大学2ヵ年国費留学後、京都外国語大学大学院修了。専攻はブラジル文学および主として民族地理学を基盤としたブラジル地域研究(ブラジル学)。現在、京都外国語大学教授、ブラジル民族文化研究センター主幹、大阪府外国人相談アドバイザー
伊藤奈希砂[イトウナギサ]
1967年大阪府に生まれる。ブラジル国立フルミネンセ大学留学後、京都外国語大学大学院修了。専攻はブラジル文学および主として社会学、歴史学、民俗学を基盤としたブラジル地域研究(ブラジル学)。現在、大東文化大学講師、桜美林大学講師、ブラジル民族文化研究センター副主幹、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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