内容説明
ホメオパシーは、個々の症状に対処するのではなく、患者の健康状態全体に特徴が類似したものを用いて治療する医学です。本書で、世界的に有名なホメオパス、ジョージ・ヴィソルカスはホメオパシーの歴史的基盤や科学的根拠をわかりやすく解説し、ホメオパシーは患者の健康状態全体に対処するだけでなく、現代医学で難治とされている数多くの慢性疾患を治すことができるという事実を証言しています。
目次
新世紀の到来
サムエル・ハーネマンと類似の法則
ホメオパシー薬の作り方
バイタル・フォース
エネルギー・レベル
疾病素質
ホメオパシーの診察
症例:インフルエンザ
患者の責務
ホメオパシーは効くのか?
治癒はどのようにして起こるか
治癒の法則
将来の計画
21世紀への約束
大いなる誤解
代替医療とは何か?
著者等紹介
ヴィソルカス,ジョージ[ヴィソルカス,ジョージ][Vithoulkas,George]
1932年アテネに生まれ、これまで約40年間、世界各地でクラシカル・ホメオパシーの実践と教育に尽力してきました。1967年に、アテネで医学生にクラシカル・ホメオパシーを教え始め、1970年には、ホメオパシー医学センターを設立しました。本センターは、ギリシャ初のクラシカル・ホメオパシー教育機関で、アテネ・ホメオパシー医学校の名で知られています。1978年、ヴィソルカスはアテネおよびアロニッソス島で、世界各地から訪れるグループを対象に教授し始め、1995年、遂にアロニッソス島にインターナショナル・アカデミー・オブ・クラシカル・ホメオパシーを設立しました。1996年、クラシカル・ホメオパシーを広めようとする彼の不断の努力が国際的に認められ、スウェーデン議会において、「クラシカル・ホメオパシー復興に向けた著しい貢献」に対し、医療部門における第2のノーベル賞(Right livelihood賞)を授与されました。2000年1月、ヴィソルカスはスペイン、ビルバオ市にあるバスク大学医学部の教授となりました。現在はエーゲ海に浮かぶギリシャの小島、アロニッソス島で妻と暮らしています
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