内容説明
幻の『パチプロ告白記』『続・パチプロ告白記』が一冊になって帰ってきた!『パチンコ必勝ガイド』誌上で「パチプロ日記」を連続中のパチンコ界のカリスマ・田山幸憲が、東大を中退してパチプロになった理由、パチプロであることへの葛藤、勝ち続けるための秘策などを全て告白。軍艦マーチとともに繰り広げられる、泣き笑いのチンジャラ物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫丸
11
昔の田山さんの文章。平成が始まった頃、僕も講義に出ずパチンコ屋に通っていた。末井さんの「攻略ガイド」はプログラムのバグを解析し、異常な出玉を誘導する手順を紹介。この特殊な打ち方をホールに導入したのは僕ら学生が中心だったと思う。渋谷と下北沢がネグラだったな。渋谷のあるホールでは7箱積んだところでヤクザにからまれ出禁になった。「事務所行くか?」のセリフを生で聞けた。足を洗って20年以上になるが、独特の焦燥感は妙に懐かしい思い出だ。今はパチンコ=人でなしみたいな価値観が多数派らしい。健全中毒か。気持ちわりーな。2019/06/01
tsukamg
4
再読。90年代にパチンコを熱心に打っていた者で、田山幸憲のパチプロ日記を知らない奴はいない。田山さんの日記は、勝った時の金額がリアルで、パチプロ生活も楽ではないなと思わされた。同時にその文章は、これを書いたのはどんな人なんだろうと、興味を持たずにいられなくさせるものだった。本書は日記連載前に田山さんが出した二冊の単行本をうまく合本し、一冊にまとめたものである。のちの『日記』と比べて自己をさらけ出している。若かったからか。そして、これを書いたのはどんな人なんだろうと思わせる魔力も強い。2021/11/06
zuisei
1
いつの世も普通の生き方ができない人がいる。筆者は東大を中退してパチプロの道に入る。勤め人は肌が合わず、毎日パチンコをして生活する。一日球をはじいてその日の飲み代が残れば最上だという。しかしこの道も厳しいものだ。親しかった編集者の追悼文を見て読んでみた。しばらく前に亡くなったが、みんなに親しまれていた。なんかしみじみとした文章だった。評価4。2021/03/17
Taichi Sakamoto
0
表現がいつも同じ。本当に東京大学合格されたのでしょうか?
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