内容説明
1999年8月29日、己の全存在を賭して辰吉はリングに上がった。デビューから約十年間に舐めた苦汁は饒舌な男を寡黙に変えていた。網膜剥離、海外転戦、失神KO、父や親友との死別。幾度となく引退の危機にさらされながら常に再起を果たしてきたボクシング界の不屈のカリスマ、辰吉丈一郎の栄光と悲哀を克明に描いた感動のドキュメント。
目次
第1章 世界王座獲得
第2章 初敗北、そして王座再奪取
第3章 左目網膜剥離
第4章 引退勧告
第5章 狂い始めた歯車
最終章 ファイナル・チャプター
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kera1019
2
日本に辰吉丈一郎っていう時代があった事を再認識。当時、辰吉選手が負けると日本全体が沈む感じがしたもんなぁ… 色んな事があって気を揉んでもリングに上がった辰吉選手を見ると華があってテンションも上がる。やっぱり辰吉は日本ボクシング史上最高のカリスマです。2013/12/06
澤唯
1
何度目かの そしてずいぶん久しぶりの再読 参考にしたいことがあってチラッと見るつもりだったんだけど 結局全部読んじゃった2015/04/18
澤唯
0
稽古中につき再読ものを にしてもこんなド年末に舞台とかどうかしてるよなー それはさておき あれから20年経って正式にはまだ引退してなくてトレーニングの日々とか誰も想像しなかっただろうなぁ 何度読んでも切なさが残る本2019/12/11
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