内容説明
「官能性は、死に深く関わっている」「この国で、我慢することほど愚かなことはない」「女達は違う。努力すれば魅力は身につくものであると彼女達は知っている」―。日本で、簡単に手に入る幸福に惑わされてはいけない。そこに真実はなく、世界からも相手にされない。村上龍が伝える不安な時代を生き抜く法則。読まずに明日はこない。
目次
アリゾナのゴルフ場が箱庭的で好きだ
文芸家協会には健康保険がある
アフリカの象にロイヤリティを払え
「最も大切なことは…」とヴィスコンティは語っている
’90イタリアワールドカップでスポーツ取材はもう終わり
『トパーズ』を撮り始めた
『トパーズ』の脚本は、転機だった
日本文学が潰れても、文学が潰れるわけじゃない
『ドラッグストア・カウボーイ』は、シンプルで、真実だ
「世界」とは何だろう?〔ほか〕
-
- 電子書籍
- なぞとき物語 新総合読本