内容説明
役者になりたい。ただその一点で、かろうじて社会と結びついた青年は、様々な障害にあうたびに何を選択してきたのか。家族との訣別、宿なしの青春期、そして山口智子との出会いから結婚まで、知られざるエピソードを交えて描くストレートな人生哲学。高等学校の副読本にも採用され、希にみる成長物語と絶賛されたミリオンセラーエッセイ、ついに文庫化。
目次
高校をやめたとき身震いするほど嬉しかった
「あんたが出ていきなさい」おふくろの言葉が信じられなかった
新宿は一番好きな街だった カッコよく踊ることだけ考えていた
アクション・クラブを首になる また、はじき出されてしまった
ドサ回り、劇団結成、売り込み できることは何でもやった
天に昇ったと思ったら、また突き落とされる 相手にされないレコード会社回りが始まった〔ほか〕
-
- 和書
- ふわふわくん。