内容説明
「もう、怖がらない。わたしはこの本をもって“レズビアン”であることをカミングアウトします!」。元“東京少年”のボーカリストがメジャーシーンの女性アーティストとして、日本で初めてカミングアウト。従来の性愛観を突き抜けた女同士の体験的恋愛論が、さわやかな共感を呼んだ平成の名著、待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明智紫苑
6
私も笹野さんと同じく女子高出身だけど(ただし、義務教育は共学)、スクールカーストや女子カーストで最底辺に置かれた事がない人って「女子校や女社会は男が思うほど陰湿ではない」と言うのが少なくない。笹野さんは恵まれた人だね。2018/11/03
明智紫苑
3
本の内容自体は良い。残念な点は、各章の題と目次がないという欠点だ。この欠点がなければ、もっと読みやすい(私自身のブログ記事などで扱いやすい)のだけどな。その辺は実に残念だ。2025/04/05
yori
3
★★★★☆ 想像してた内容よりも深かった。。女、男、そして人間として関係を築くって、、!?2011/08/20
空白少女
2
人が薦めてたり他の本で紹介されていたりして、ずっと気になってた本。著者の精神性が自律的でカッコいい。フェミニズムを学んでおられるからか、女について語るにあたり男との相対性が引き合いに出されることがあり、エッセイでありながらご本人が述べるように知性的なことが好きなんだと感じられた。 掛札さんとの対談も少しだけ載っており、そちらの著書も読みたいなとずっと思っている。読まないと。2023/07/13
コノヒト
2
カミングアウト、という言葉を私に教えたのがこの当時の笹野みちるで、あれから20年。2014/09/30