内容説明
祖母の家の31段の階段に秘められた逃れられない運命、形を変え増殖する天井の傷…。日常生活からふと迷い込んで体験する歪んだ恐怖の空間を、驚くほど短いストーリーで描き出した29の超短篇ホラー小説に、美しくも不気味なデジタル・フォトグラフィを挿画にした、コンピューター・グラフィックスの第一人者による初の小説集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるほ
14
29編の超短編(ほぼ2~4ページ)で構成されたホラーショートショート集。ホラーといって『世にも奇妙な物語』チックな不思議系な話が大半。正直なところ、怖くはない。▼大体がオチが読めてしまうのが残念。ほほぅと思ったのは4~5編か。▼そもそもどうしてこの本を知ったのだろうか?今となってはその方がホラーだ…。久々の”残念な本棚”行き決定。2018/07/09
No.7
1
な、ななんと、お馴染み角川ホラー文庫初期の抽象的なグラフィックスの表紙の数々を手掛けてらっしゃる絵師(?)様自身が執筆なさったホラー短編集!こりゃあ珍品ですぜ旦那。2~3ページのショートショートホラー29話全てに挿し絵が付いた豪華版。優雅に画集を読んでる気分になれました。2019/06/25
ちょび〜
0
図書館で目についたので。むちゃくちゃ怖くもなく。2014/01/15
ナガサワ
0
確かにホラーなんだけれど、イマイチ怖くなかった。ショートショートなので、ホラー的じらしが薄いせいもあるかもしれない。そんな中で面白かったのは『コロラドナンバーFJW679』と『残業』。最近は私の残業時間もだいぶ減ったなぁ…2012/08/22
pikaponta
0
ファンレター2009/02/04
-
- 和書
- 陶器全集 25