内容説明
この殺人を撮り終えた時、俺たちは神になるんだ。クレジットタイトルもキャストもないまま出回ってしまうこのヴィデオの一本一本が、奴らの偽善と嘘をひっぺがすことになる。それは完璧な逸脱、完全な冒涜だった―。石原文学、衝撃の問題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
28
★★★☆☆ とにかく表題作の衝撃がすごい。他の作品は正直物語としての面白みはない。文章表現は流石だなあとは思うのだけれど。問題の表題作は、性風俗の世界に身を置く主人公があらぬ嫌疑をかけられ逮捕されたことから、その復讐として、性交中に男が女の喉を切り裂き、内蔵を引きずり出して殺し、その男もまた殺され絶命するという映画を撮るというもの。よくもまあこんなこと考えつくものだと思う。個人的には特段良くもなければ悪くもない作品だとは思うが、こんなの書くからアンチ慎太郎が騒ぐんだよなーと思うわけだ。2018/02/10
ヒトチネス
0
感想は全くないが面白かった2014/09/16
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