目次
１ 自立編―離婚後、第二の人生を勝ち取るために（初めてのパリコレ取材―ステファンに会う；結婚は失敗！―自分が嫌いだったから ほか）
２ 旅立ち編―成功するための「目」を持つ（私だけが醜い―顔が輝いていないのはなぜ？；“コワイ”ファッション界―これってイジメ？ ほか）
３ 海外編―海外ファッション界の舞台裏（憧れの先輩たち 海外編―『ＶＯＧＵＥ』『ＧＱ』『ＥＬＬＥ』本場の編集者たち；移動の車中で―コレクションでヒッチハイク？ ほか）
４ 現場編―ファッションを創る天才たち（スーパーモデル―ナオミ・キャンベルの場合；デザイナーの横顔―モンタナ、ゴルチエ、トム・フォード ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そ吉
4
女性の専門キャリアを開拓した人の話として読むか、ファション界の話として読むかで読者としての受け止め方がしがってくる面白い本だ。 ゴルチエの言葉が興味深かった「人間は習性として殻に閉じこもっている人を見ると、ますますいじめる。…けれど逆に、誇りを持って自分自身をオープンにすると、相手はいつしか攻撃しなくなる」「人間の力関係はそういう構造」 この言葉はゲイであることを公言しているゴルチエならではの体験に基づく含蓄のある言葉だ。 ★★★☆☆2024/03/31
