内容説明
テレビ局で番組制作に携わる山本圭一郎は、恋人・祥子の部屋でＭＩＮＥという男からの手紙を見つける。そこには「ネズミ君」「白ワイン」といった、暗号のような単語が羅列されていた。祥子には内緒でその手紙を８ミリビデオに納め熟読するうちに、彼女への不信感が高まっていく。一方で彼は、真奈という少女を辱め虐げるセックスを体験し、自分の中に潜む狂気を知る。ＭＩＮＥの存在を常に感じ、迷走する山本に、ついに謎の男と対面する日が訪れる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
世玖珠ありす
1
純文学にしては、かなり濃厚な官能描写があったり…。長い物語の中で語りたかったのは何なんだったのか。最終的に思うことは、男の愛し方って面倒くさい。2014/09/28
