内容説明
100年以上にわたって読み継がれてきた渋沢栄一自伝『雨夜譚』の原文をそのまま収録、編集的手引き(1現代語 2登場人物紹介 3独自見出し)を加えて構成しました。尊攘倒幕の志士、徳川家家臣、明治政府官僚、在野実業家と転身を繰り返した、疾風怒濤の生き方。
著者等紹介
渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840年現在の埼玉県深谷市の豪農に生まれる。幕末の動乱期には尊王攘夷論に傾倒、のちに一橋家に仕える。ヨーロッパ各国を視察して帰国後、大蔵省租税司、大蔵権大丞を歴任。辞職後は実業に専心し、第一国立銀行(現、みずほ銀行)の創設をはじめ、実業界の第一線から退くまで500あまりの会社の設立・経営にかかわり、日本の資本主義的経営の確立に大いに貢献した。晩年は社会・教育・文化事業に力を注ぎ、東京高等商業学校(現、一橋大学)等の設立を斡旋し、東京市養育院等の各種社会事業にも広く関係した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さーふアザラシ
1
ペリー来航。家茂から一橋慶喜に仕え、フランス万博に渡航を命じられる。ナポレオン3世に書類を渡す。ベルギー、オランダ、スイスなどを見聞。日本に帰って幕臣から新政府の役人。貨幣制度、廃藩置県、国立銀行の設立などにかかわる。10m★42025/07/19
オペラ座のカニ人
0
小説渋沢栄一、鹿島茂の渋沢栄一、NHK大河ドラマ青天を衝け、これらを読み見してこの本を読んだ。また、 新たにわかったことがたくさんあり読んで良かった。この後の渋沢栄一の電気の本をまた読みたいと思った。図書館本。2022/02/06