出版社内容情報
曽野流「老いの哲学」決定本が新装版に!だから、老年はおもしろい。いま、この高齢化社会の中で、どのように老いを生きればよいの…曽野流「老いの哲学」決定本が新装版に!
「老いの時間」を、心豊かに生きるための「言葉の常備薬」。
だから、老年はおもしろい。いま、この高齢化社会の中で、どのように老いを生きればよいのか。
「もういつ死んでもいいという感覚には、すばらしい解放感があった。冒険に出たかった青春が再び戻って来たようだ。
しかし青春と違うのは、私が常に終焉の近いのを感じつつ生きていることだ。それゆえに、今日の生はもっと透明に輝いてもいる。
曽野 綾子[ソノ アヤコ]
著・文・その他
内容説明
人生でもっとも自由な時間を過ごす。
目次
第1章 自分の好きなテンポで暮らす(老年になれば冒険をする;もういつ死んでもいい、という自由 ほか)
第2章 孤独を足場にする(人は一人で生まれてきて、一人で死ぬ;孤独をスタンドポイントにする ほか)
第3章 毎日を健康に暮らす秘訣(深く気遣うということ;健康に暮らす秘訣 ほか)
第4章 老いや死を深く悲しまない(老いや死を超えるには;自分が消える日のための準備 ほか)
第5章 いいかげんさをもって生きる(老人に一番必要なもの;食べることは生きること ほか)
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。79年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、87年(『湖水誕生』により)土木学会著作賞を受賞、93年恩賜賞・日本芸術院賞受賞、93年日本芸術院会員、95年日本放送協会放送文化賞受賞、97年海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞を受賞ならびに読売国際協力賞を受賞。2003年文化功労者となる。2012年菊池寛賞受賞。1995年から2005年まで日本財団会長を務める。1972年から2012年6月まで海外邦人宣教者活動援助後援会代表。2009年10月から2013年6月まで日本郵政株式会社社外取締役。2013年1月から11月まで教育再生実行会議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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