内容説明
短距離戦12戦11勝。希代のスピードでターフを駆け抜けたバクシンオー。その競走成績、血統、ライバル、データを満載。
目次
1 バクシンオー全成績
2 ライバル伝
3 バクシンオーの血統構成
4 境調教師インタビュー
5 バクシンオーを語る
6 日本短距離馬の歴史
7 家族紹介
8 バクシンオーのスピード指数
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
abaoaquagga
1
短距離レース12戦11勝。押しも押されぬ驀進ぶりだが、キャリア全体ではマイル戦やオープン戦も多い。スプリンターズSしか短距離GⅠが無い時代の苦労が垣間見える。1996年に高松宮杯(中距離GⅡ)が高松宮記念(短距離GⅠ)へと変更されたのはこの馬の活躍を受けたもの、という話については、1995年発売の本書では当然ながら真偽を確認できず。「マイルCSのパドックを前にして、境師が(ノースフライトとの)交配の話をもちかけ、加藤師がOKするという粋な会話」(55頁)は、実現していればどんな馬が産まれたのだろうか。2023/12/25