歴史外伝<br> 完訳 封神演義〈中〉

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歴史外伝
完訳 封神演義〈中〉

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784877191771
  • NDC分類 923.5
  • Cコード C0097

内容説明

妖妃妲己の甘言を信じ、昏君となり果てた紂王の失政に、中国各地から怨差の声が上がる。軍師太公望こと姜子牙を擁する西岐軍は、商の紂王を倒し、周王朝を樹立するため、ついに旗揚げした。各地の諸侯も、武王を盟主にあいついで挙兵、都朝歌をおびやかす。この易姓革命のさなか、息も継がせず現れては、奇想天外な妖術や変幻自在の技、自慢の宝貝(秘密兵器)で殺戮をくりひろげる仙人たち。人間、仙人、妖怪入り乱れての大混戦。カルト的ブームの中国奇書、初の完訳本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ton

2
カバー絵は楊戩&哪吒ぽい。楊戩超美形、哪吒はまるで美少女。こちらの容貌も全然アリ。殺劫やら天数やら色々言っておりますが、結局は易姓革命に合わせて仙人界の諸事情を消化しようという…。犠牲ありきの十絶陣戦の戦法と言い、仙界至上主義で生命の重さは何処へ。十天君、趙公明&三姉妹ら仲間は瞬殺、そして追い詰められ無念の最期を遂げた聞仲が気の毒で胸が痛い。多勢に無勢とも思える無敵闡教サイドの有り方をみて正義とは何ぞやと思わずにいられない。安能版の楊戩と竜吉公主の朝チュンと土行孫の「立派な宝貝」とはなんだったのか(笑)2018/05/23

紙魚

1
登場人物は増えていくも、同じ展開を繰り返し物語は先に進まず中だるみを感じる。2018/08/05

れじーな

0
聞仲の扱いが別格でした。苦悩と悲哀に満ちた聞仲は無駄に格好良かったです。戦いの描写が多くなり、それらが全て同じ調子で語られているのが、読んでいて非常に辛く感じました。原文を音に出して聞くのであれば韻を踏んだ漢詩調になり、心地よく素晴らしいものだったのかも知れませんが、読む文には中だるみもいいところ、といった感じでした。

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