内容説明
「君が代」起立・伴奏を拒否した教員を処分し、上意下達を徹底したことで、東京の教育は良くなったでしょうか?民主的だった教育がどのように壊されていったのか。中学校家庭科教員による不屈の記録。
目次
1 私の教育観と教育実践
2 「君が代」不起立以前に受けた処分
3 私が受けた6回の「君が代」不起立処分
4 戦後の教育行政
5 「日の丸・君が代」強制のねらいは
6 なぜ重い?「君が代」不起立処分
7 処分によって私は
8 「君が代」不起立裁判は
著者等紹介
根津公子[ネズキミコ]
1950年神奈川県生まれ。1970年4月~2011年3月まで、東京都内の公立学校・都立学校教員。生徒たちが自分で考え判断する力を身につけてほしいと、授業づくり(主には中学校家庭科)に取り組んできた。しかし、東京都教育委員会(都教委)による現役中の処分は11回、市教育委員会による訓告が2回。そのうち、「君が代・不起立」では、都教委による停職6か月処分・3回を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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