フェデリコ・ガルシア・ロルカ 子どもの心をもった詩人

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フェデリコ・ガルシア・ロルカ 子どもの心をもった詩人

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  • サイズ B5判/ページ数 62p/高さ 20X22cm
  • 商品コード 9784877144791
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

ちいさな存在を豊かなイメージにうたい、スペイン市民戦争で右派に殺されたロルカの生涯を描く絵本。西語原文併記。付録ミニ事典他。巻き貝ひとつもらっちゃった。
中で 君に歌ってくれるよ
すてきなこと いっぱい。
僕の心は
水でいっぱい
(ガルシア・ロルカ「巻き貝」より。訳・平井うらら)

詩集『ジプシー歌集』、戯曲『血の婚礼』などで知られる、スペインを代表する詩人であり劇作家・ガルシア・ロルカ。彼の故郷、世界遺産アルハンブラ宮殿のあるグラナダは、イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒、ヒターノと呼ばれるロマといった多宗教・多文化の人々が息づく美しい街――。
すべての人に教育と自由・平等を、と世界一民主的な憲法を掲げたスペイン第二共和制、スペインが理想にあふれていた時代。ロルカは詩やお芝居、得意の音楽などの分野でそのゆたかなイメージをうたいあげ、貧しい人、女性、ロマといった「ちいさな存在」に寄り添い、芸術の力で勇気づけようとしました。
しかしそんなロルカは、スペイン内戦が勃発して間もなく、ファシスト勢力によって拉致され、暗殺されてしまいます。

ロルカ研究の第一人者のイアン・ギブソンと、絵本の原画で世界で高く評価されているハビエル・サバラが、ロルカの生涯を美しい絵本につくり上げました!
日本版には、スペイン語原文を併記。また、著者のイアン・ギブソン氏によるオリジナル・メッセージ「日本の子どもたちへ」を収録(スペイン語原文も併載)。
さらに、「ロルカミニ事典」(写真多数)を付し、ロルカ入門としても、またスペイン語学習のための読み物としても好適です。

訳者の平井うららさんによれば、「ロルカの詩は、読まれるものではなく、歌われるもの」。ぜひスペイン語の音の響きをも楽しみながら、ロルカの美しくも楽しく、ゆたかな詩の源泉に思いを寄せてください。【小学5年以上の学習漢字にルビをふっています。】

1. 絵本「フェデリコ・ガルシア・ロルカ 子どもの心をもった詩人」(スペイン語原文併記)
2. イアン・ギブソン「日本の子どもたちへ」(スペイン語原文併載)
3. ロルカミニ事典
4. 訳者あとがき

イアン・ギブソン[イアンギブソン]
著・文・その他

ハビエル・サバラ[ハビエルサバラ]
イラスト

平井うらら[ヒライウララ]
翻訳

内容説明

小さな存在によりそい、多文化・多宗教のまち・故郷グラナダの心をうたいあげた、スペインを代表する詩人・ロルカ。その生涯を、ロルカ研究の第一人者・イアン・ギブソンと世界的評価の高い絵本画家・ハビエル・サバラが、美しい絵本につくり上げました!

著者等紹介

ギブソン,イアン[ギブソン,イアン] [Gibson,Ian]
1939年、アイルランド・ダブリン生まれ。1984年スペイン国籍取得。現在はマドリード在住。65年以降たびたびスペインを訪れ、フェデリコ・ガルシア・ロルカ研究に献身してきた。ロルカに関する著作・論文は多数

サバラ,ハビエル[サバラ,ハビエル] [Zabala,Javier]
1962年スペイン・レオン生まれ。マドリードの美術学校でイラストとグラフィックデザインを学ぶ。画家ゴッホを題材にみずから文章も書いた絵本『かごの鳥』(El p´jaro enjaulado)で、2015年プラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)・金のりんご賞受賞、ロルカの詩に絵を描いた『サンティアゴ』(Santiago)で、2008年ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞受賞

平井うらら[ヒライウララ]
1952年生まれ。同志社大学・立命館大学・龍谷大学講師。早稲田大学第一文学部卒業。京都外国語大学大学院修士課程修了。文学博士(グラナダ大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
この詩人については以前に五木寛之さんの随筆かなにかで読んで、さらにアンディ・ガルシアが詩人を演じた映画を見てファンになりました。詩集もすでに読んでいます。しかしながらこの絵本は素晴らしく、読者対象がどれくらいかはあまりよくわかりませんが、この詩人についての情報がよくわかります。当時のスペインの状況も理解でします。いい本だと思いました。2019/01/07

とよぽん

26
読友さんのレビューに誘われて。ロルカという詩人を初めて知った。のどかな村に生まれ、家族や周囲の人々に愛され、芸術に親しんで成長したロルカ。裕福な家に育ちながらも、人々の悲しみや不幸に胸を痛めて行動に移したロルカ。この詩人を無惨に葬ったスペインの、内戦を恨む。詩集を、ぜひ読みたい。絵の色使いやタッチがとても素敵だった。2019/02/02

mntmt

18
人びとに慕われていた詩人。どんな詩を書いたのかな。2018/12/24

遠い日

8
全く予備知識なしに読むこととなった、ロルカの伝記絵本。数奇な運命を辿ったスペインの詩人だ。ハビエル・サバラの絵がなんとも言い難い味わいで、ロルカの軌跡を彷彿させる。2018/11/29

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