内容説明
原発を止めたら、豊かになれないのだろうか?もし、あなたがまちの首長さんなら「原発」どうしますか?“脱原発”を表明した市町村長たちによる「脱原発でまちづくり」マニフェスト!
目次
原発事故の町は被曝責任を問い続ける(井戸川克隆・福島県双葉町・前町長)
この国は原発をもつ資格はない(村上達也・茨城県東海村・村長)
私たちの経験からは「脱原発」以外ありえません(桜井勝延・福島県南相馬市・市長)
原発マネーより、まずは行財政改革を―「合併しない宣言」の町からの提言(根本良一・福島県矢祭町・前町長)
住民投票で示した「原発いらない」の意思(笹口孝明・新潟県巻町・元町長)
エネルギー効率化と電力自由化で脱原発は可能だ(保坂展人・東京都世田谷区・区長)
自治の力で分散型エネルギー社会の実現を(上原公子・東京都国立市・元市長)
浜岡原発停止から二年を経過した牧之原市の選択(西原茂樹・静岡県牧之原市・市長)
どう計算しても原発は高い!(三上元・静岡県湖西市・市長)
地域での暮らしを問い直し、自分なりの楽しみを創り出そう(曽我逸郎・長野県中川村・村長)〔ほか〕
著者等紹介
井戸川克隆[イドガワカツタカ]
1946年生まれ。福島県双葉郡双葉町出身。福島県立小高工業高等学校卒業。2005年12月~2013年2月福島県双葉町町長(1期と3年2カ月)。全国原子力発電所所在市町村協議会副会長、双葉地方町村会副会長、双葉地方広域市町村圏組合副管理者等を歴任
村上達也[ムラカミタツヤ]
1943年生まれ。茨城県石神村(現・東海村)出身。1966年一橋大学社会学部卒業。地元の常陽銀行に入行。融資業務部副部長、ひたちなか支店長を歴任。1997年9月東海村村長に就任。現職(4期目)。脱原発をめざす首長会議・世話人
桜井勝延[サクライカツノブ]
1956年生まれ。福島県原町市(現・南相馬市)出身。1978年岩手大学農学部卒業。農業経営を経て、2003年から原町市議会議員(1期)。2006年から南相馬市議会議員(2期)。2010年1月南相馬市市長に就任。現職(1期目)。脱原発をめざす首長会議・世話人
根本良一[ネモトリョウイチ]
1937年生まれ。福島県矢祭町出身。1956年学校法人石川高等学校を卒業。家業の家具店を継ぐ。1983年4月~2007年4月矢祭町町長(6期24年)。福島県町村会副会長、東白川地方町村会長などを歴任
笹口孝明[ササグチタカアキ]
1948年生まれ。新潟県巻町(現・新潟市)出身。1970年明治大学経営学部卒業後、笹祝酒造株式会社入社。1994年10月同志と「巻原発・住民投票を実行する会」を立ち上げ、同時に代表に就任。住民自主管理の住民投票、町長リコール署名運動を起こした後、1996年1月新潟県・巻町長に就任。1996年8月4日日本初の住民投票「巻原発・住民投票」を実施。2004年巻町長2期目の任期満了により退任。現在は笹祝酒造株式会社社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。