内容説明
“芝居”とは、“演じる”とは、傾く精神の軌跡。女優として日本の近代劇の歴史に比類のない足跡を刻印した山本安英の生涯と舞台の記録。
目次
山本安英のことば(一人になる;「なにをっ」;まことに我流で…;自然に生きている;動かざるもの ほか)
ある俳優がたどった道(二方角に眼をやる―『山脈(やまなみ)』
“へり”に立つ―『夕鶴』
ミコの力―『風浪』
核にあるもの―『ベルナルダ・アルバの家』
無限に生きる―『二十二夜待ち』 ほか)
補遺 木下順二『山脈(やまなみ)』の構造
著者等紹介
宮岸泰治[ミヤギシヤスハル]
1929.3~2006.6(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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