内容説明
本書は、過去数百年のユダヤ人の歴史のなかで、活躍著しかった人物を数多く記して、なぜそれほどの偉業を達成できたかを考えてみたものである。
目次
プロローグ ユダヤ化の波が世界を被う
第１章 なぜユダヤ人は都市を成長させるのか―異端者が商業を発展させる理由
第２章 アメリカン・ドリームの体現者―彼らは、なぜ成り上がれたのか
第３章 「高利貸し」から金融家へ―「ユダヤ人は悪どい」という大誤解
第４章 小売業と不動産業の革新者たち―かくて「常識」は塗り替えられた
第５章 ユダヤ人、強さの源泉―「特別な教育」が「特別な民族」を創った
第６章 メディアを創ったユダヤ人―その原点にあったアイデアは何か
第７章 情報通信の創造者―シリコンバレーで勝つ方法とは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ｂ.Ｊ.
5
●ユダヤ人は差別されて土地所有が認められていなかったので、農業ができなかった。工業組合のギルドも同様。 ⇒商業・金融・財政等のサービス業に従事。 ⇒主流の産業でなくても、国家の運営には欠かせない仕事だったので、キリスト教圏のみならず、イスラム圏でも重宝された。 ●ユダヤの格言：魚は、いつも口で釣られる。人間もやはり口でひっかかる。他人の汗によって生活するな。汝の額に汗せよ。表情は最悪の密告者である。・・・本文より2020/02/26
