宰相の器―人心は、どんな男に向かうのか

宰相の器―人心は、どんな男に向かうのか

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784877120030
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0030

内容説明

2大政党時代への胎動。混迷する政界の舞台裏を明かす。

目次

プロローグ 日本社会を生きる知恵
第1章 “正義”は国を滅ぼす―リクルート事件で何が起き、何が変わったか
第2章 竹下派二重支配の手法―海部首相誕生劇の裏で何があったか
第3章 誰が日本の国家経営者か―難題に直面した“三頭立ての権力”
第4章 宰相の器、秘書官の器―日本の舵取りができるのは、どんな政治家か
第5章 混迷の出口は、どこにあるか―小沢時代に向けて流れはじめた過渡期の権力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のん

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田中角栄の元秘書の早坂茂三が竹下内閣〜宮澤内閣期の政局について語る。印象深いのは宮澤喜一への辛辣な評価である。秘書官としては一流だが政治家の器ではないとは田中角栄の宮澤評だが、早坂はそうした田中の評価をさらに深く解説する。早坂の価値観は一時代前のものなので眉を顰めるような表現もあるが、政治家に必要なのは義理と人情だと強調していたがこれは今にも通じるだろう。2015/12/20

お気楽になりたいお気楽さん

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『建設的な話が少ないかな...』 平成4年より少し前の頃の日本の政治家たち(主に自民党)の言動や、それらに対する筆者の考えが書かれています。当時は、どうして小派閥の、しかもボスでもないK氏が突然首相になり、国民の支持があったのにも拘わらず、突然首相を辞めたのかさっぱり分からなかったけれど、この本を読むと少しわかるような気がします。インテリM氏が首相になっても活躍しなかった理由もやっぱりそうかと思います。本の中にあまり建設的な意見が出てきていないのが少し残念です。 ☆☆2015/10/12

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