内容説明
本書は、著者が過去から最近に至るまでプロ棋士と指したもので『将棋マガジン』、『近代将棋』、毎日コミュニケーションズの著作から抜粋したものである。棋譜より棋士の属性をエッセイ化したもの。
目次
第1部 若手、恐るるに足らず!?(天才・羽生に勝つ!;あなにやし、えおとこを ほか)
第2部 盤上の舞いにキリキリ舞い(愛する女神たち;雑念に悩む ほか)
第3部 つわもの相手の駒落戦(関西の大御所参上;富士の似合う名棋士 ほか)
番外編 小池重明の魔力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Stair512754
1
団鬼六、なかなか楽しい文章だな 昔読んだSM小説がイマイチ入れなかったので、それきりになっていた作家さん 1度ミロさんのイベントでトークショーしてはったのを聞いたことがあるが「酔っぱらいのおじいちゃん」てな印象しか残ってないな けど、この本でちょっと興味津々 林葉直子騒動など懐かしいなあ 図書館で借りたのだけれども、買って手元に持っておくのもアリかもね ジックリ棋譜を堪能するのもええかもね 2021/02/14
walwal
0
一応プロ棋士と鬼六先生の駒落ち戦の棋譜が載っているけど、鬼六先生のエッセイが主。昭和後期から平成初期にかけての棋士の一面が見られておもしろい。特に内藤國雄九段と神吉七段のエピソードには笑ってしまった。2017/08/24
check mate
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森安秀光九段のイメージが変わった。2016/01/31
てらさか
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冒頭から羽生さんに勝って喜んでいる団鬼六がほほえましい。せっかくカメラマンが同行しているんだから写真もほしかったな…。いっそ先生が先生なんだから「負けたら官能小説に登場させますよ!」くらいいってたらもっと勝てたのでは(というか読みたい)。女流棋士との勝負の回は、話が雑というかほかの人の話をしてる感じもある。2018/12/21