内容説明
おじさんたちの妄想、夢、希望、失望、怒りなどを織り混ぜて、現実の生活の中での喜怒哀楽を描いた「おじさん図鑑」。目にいっぱいの涙をたたえたおじさんの慟哭を聞くべし。
目次
怒の章
哀の章
恥の章
感の章
思の章
愛の章
真の章
悲の章
考の章
憤の章
情の章
歓の章
静の章
著者等紹介
飛鳥圭介[アスカケイスケ]
1948年静岡市生まれ。静岡商高を経て法政大学社会学部社会学科卒。コラムニスト。日本ペンクラブ会員、日本文芸家協会会員、日本山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
48
【図書館】なかむらるみさんと間違えて借りてきたのはナイショです。こちらはガラッと変わって、おじさんの、おじさんによるボヤキというか、短編物語というか…分類不能な不思議な一冊。十年以上も続いている新聞の人気コラムを、怒、哀、恥、感、思、愛、真、悲、考、憤、情、歓、静…と章に分けまとめてあり、ひとつひとつはとても短く、気軽に読めます。感心したり、共感したり、ちょっと納得ゆかなかったり…バラエティに富んだ内容で楽しみました。愛の章のリストラ妻の一言や、悲の章のバチのお母様にホロリ。2015/03/06
3939タスタク
6
図書館になかむらるみさん著のおじさん図鑑をリクエストしたはずが、手違いで手にする事になったのだが、読んでみるとおじさん達の喜怒哀楽を面白くもちょっと悲哀に満ちたショートショート集でした。おじさんだって恋もしたけりゃ夢や希望も妄想力だってある、そのような想いは若者だけの特権では無いと、おじさん達へ作者からの熱いエールと受け取りました。2012/05/30
くまこ
2
新聞の連載を読んでいたのでこの本を読んでみました。ちょっと悲しくなる感じの所もありました。2014/07/20
mimm
2
新聞に連載中のコラムということですが、てっきりブログを書籍化したものかと思いました。血圧高めの気のする文章は、個人的に微妙な感じです。2013/05/04
みちゃこ
2
私も3939タスタクさんと同じで、なかむらるみさんのおじさん図鑑をリクエストしたはずが、この本がやってきました。若干おやじの愚痴は言ってるなと思うところもあったけど、楽しく読むことができました。おそらく私以外にも東京の目黒区でおじさん図鑑間違えで予約をしている人がいる気がします。2012/07/29
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